10/22の日記

20:34
料理上手で二題。〜1皿目〜
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マ「ちーす!高田さん、今日もいいッスか?」
高「もー!これで3日目だよ?!泊まり」
マ「へへっ……今、電気とまってるンスよ、ウチ」
高「キャバ?」
マ「…キャバです」
高「また一気に使っちゃったの?!金融屋やってるんだからお金の管理はきちんとしろってこの前社長に言われ…」
マ「高田さ〜ん、なんか無いンスかー?腹へりましたー」
高「……って全然聞いてないし!!勝手にキッチンにいるし…」

ガチャッ(冷蔵庫を開ける音)

マ「冷や飯と卵と……ソーセージもありますね〜…チャーハンにでもします?」
高「(……ここ、俺んちなんだけどなー。まあ、いいか…)マサル、料理できんの?」
マ「任せるべ!!!」
高「(うっ…マサル、すごくイイ笑顔だけど大丈夫かな……?)」

…数分後…
マ「高田さーんできましたよー!」
高「(あれ…?結構…うまそうかも。なんかいいにおいするし…)」
マ「いっただきま〜す!…ほら!高田さんもー!」
高「う、うん。いただきまーす…」
ぱくっ。もぐもぐ…
高「……!」
マ「どうッスか?!」
高「……おいしい」
マ「でしょ!しょっちゅう作ってますからね〜」
高「へぇ〜マサルって料理上手いんだね…」
マ「ちょっ……なンスか?!その、すげぇ意外みたいな!」
高「うん。…意外だった」
マ「も〜高田さん、そこは否定するとこッスよ!」
高「はははっ…ごめんごめん」
マ「……でも、その気になったんじゃないですか?」
高「え?」
マ「俺と一緒に暮らす気にーっ!料理上手な可愛い〜後輩と!!」
高「……自分でそれ言っちゃうからマサルは可愛いくないんだよ」
マ「ええー!なんでッスか?!こんな可愛い…」
高「(……正直、マサルのごはん毎日食べてもいいなとか思ったけど、内緒にしとこっと……)」

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