銀の森

□お相手は
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高杉たちは修学旅行に来ていた。

修学旅行の夜というのはあまり寝られないもの。

消灯時間が過ぎていてもまだ起きているやつらが半分以上だ。

大抵、女子が恋バナで盛り上がったり、男子が先に寝ているやつに悪戯を仕掛けたりするだろう。

だが、このある一室では男子たちの恋バナが行われていた。


主謀者は沖田で、めんどくさそうにしているのが土方、さっさと寝たいと思っている桂にノリノリな近藤と坂本。
そしてただぼんやりとそれを見ている高杉。



この学校の先生達は緩々であんまり騒がなければ、起きていても何も言ってこない。

だから思う存分起きていられるのだ。



まぁ、そんなこんなでこの男たちの恋バナは始まった。





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