gRand theFt auto earth DREAM

□3 金出しな
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二人は朝食を取りながら、仕事の話をした。

優「んで、俺に手伝ってほしいことは?」

大輝「銀座のちっさい繁華街の所に獄中人が経営してる骨董屋があるんだけど、そいつが半年間払ってないんよぉ。」

優「取り立てに行かねーのか?」

大輝「3ヶ月前行ったけど・・・。
変な用心棒っぽいそぼろ野郎に叩き出された・・・。」

優「やり返さなかったのか?」

大輝「運悪くポリが外にいたから無理だった。」

優「だったらまたお前が行けばいいだろ。」

大輝「そうだけど・・・。
お前の金のために言っているんだよ。
しかも、今日だけじゃないから給料も心配はないよ?」

優「・・・まぁそこまで言うならやるか。」

大輝「ほい来た!よっし!早速行くか。3年前のコンビ復活だな。」

優「大したコンビじゃねぇけどな」

二人は着替たらマンションの駐車場に行き、車に乗って目的地に向かう。

大輝「ここだ、ここ。
貧しくてキモい骨董屋だ。」

優「わや言うwww」

二人は入り口に近づくと

店員「またお前かよ!
ねぇもんはねぇんだ!
家帰ってヤリマンと犯っとけ!!」

骨董屋の店員が逆ギレして言った。

大輝「このイカれポンチ獄中が!!」

すると優は何も言わず、
スッ パリィン!
と、後ろ蹴りで窓ガラスを割った。

店員「ああ!!この腐れチンピラ共め!!おい!徒!お前の出番だ!!」

店の中で呼ぶと言うより、叫ぶ方に近かった。そして店の奥の、のれんをハラッとどかして出てきたのは優より少し体格が大きい男が出てきた。この男が徒と言う奴だろう。

徒「お前らか?噂の金盗りは?」

優「何言ってんだ?この店の貧乏店長が賃金払わないから取りにきただけで、盗みじゃねぇぞ。」

大輝「前はサツがいたから何もしなかったが今回は痛い目みてもらうぜ!」

店員「おもしれぇ!」
徒「いい度胸だ。」

優は空手の基本構えをとり、
大輝は金属バットを持ち、
店員は壺を持ち、
徒は拳を固めた。

大輝「そっちからどーぞ!」

徒「おぉぉ!!」
徒は思いっ切り右拳を振りかぶり、優に殴りかかる!

スッ ぐいっ グッ! ゴッ!
徒「ぶっ!」

優は左手を裏返し、徒のパンチを受け流したらグッと拳を固め、徒の眉間に一発入れ、ぶっ倒れた。

店員「!」
店員はえっ!と言う顔で徒を見ると、

大輝「よそ見してんじゃねぇよ!」
ジャッ!ギュル ブン! ゴキャ!!

大輝はフルスイングで店員のあごにHIT!させた。

ぐるっどさー!
店員は空中で一回転し、地面の上にひこずり倒れる。

大輝「次喧嘩売ったらぶっ殺す! 覚えときな。」

大輝は店員のポケットからレジの鍵を取り、カウンターに置いてあるレジから金を取り、店を出た。
大輝が店から出てくると、

優「・・・何か今回あっけなかったな。」

大輝「まぁクズだからしゃあないやろ。」

二人は車に乗り、店を去った。

大輝「ほい、お前の取り分。」

優「ああ・・・。」優は大輝から金を受け取った。

大輝「ああって!・・・テンション低いなぁ〜。」

優「いつもこんな感じで稼いでいたからな。」

大輝「あーね。」

優「今日はこれで終わりか?」

大輝「一応あるっちゃあるけど・・・イク?」

優「そっちの意味ではイカねぇ。」

二人は変なテンションになったりならなかったりで次々と仕事をこなしていった。
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