白桃の籠 〜ハクトウノカゴ〜

□純白の壁〜ジュンパクノカベ〜
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姉さんが死んでから、一年半が過ぎようとしている。

ぼんやりと、白い天井を眺めて過ごす日々も、もうすぐに終わる。




せめて、明後日までは生きよう、ちょうど一年半になる日までは。



姉さんに届きますように、と、口を開き、かすれた声で呟く。




(向こうに着いたらすぐに、貴女に会いに行きます)
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