短い書物庫
□にゃんという日
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「ってェ…悪ィ、ジュビア!」
飛んできた桜色の塊ー…もといナツが、頭をさすりながらジュビアにあやまる。
「おいナツ、なにやってんだ!」
「うるせェ!グレイが投げたからだろーが!」
「ぐっ…。おい、ジュビア大丈夫……か…?」
グレイが振り向きジュビアに声をかけようとすると、そこにジュビアの姿はなく、床にちらばる見慣れた青いドレスが残されているだけ。
「ジュビア⁈おいっどこいった⁉
」
「でも確かにジュビアの匂いはするぞ?くんくん…」
ナツが匂いを辿り、ちらばるジュビアの服をばさっと剥ぎ取る。すると、そこに居たのは……
「みゃあ……」
青色の美しい毛を携えた猫。
そしてその猫は、ジュビアに物凄くにていた。
「「ええええええええ⁉」」