Blue Eyes Princess
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5月、すべてはここから始まった
優「秋川優です。よろしくお願いします!!」
ここは大阪、四天宝寺中。
現在3-2の教室にいる。
中3の5月に転校なんてどうかしてるとうちは思う。しかも、一人だけ制服ちゃうし…
まあ、しゃあないんやけど
担任「じゃあ謙也の隣に座って。あ、謙也は今手上げとるヤツや」
優「はい」
手を挙げたのは、金髪の男子。
周りの男子から「謙也ぁ席変われ〜!!」とか言われとる。
てか席変えてもなんも起こらんと思うんやけど…
てかなんで金髪?しかも脱色してるっぽいし…
とか思いながら席についた。
謙也「俺は忍足謙也や!よろしゅう!」
気さくに話かけてくれた。しかも純粋な笑顔で。
なんか柴犬みたいで可愛い。
優「よろしく!」
うちもつられて笑顔になった。
やっぱええなあ。こういう人。
謙也「なあ、優って呼んでええか?」
名前呼び早っ。でもいっか?
優「うん。じゃあうちも謙也って呼ぶわ。」
謙也「おん!」
「忍足」って
どっかで聞いたことある名前・・・
頭の中に、昔会った人の名前と顔が浮かんだ。
いや、あれとは関係ないやろ(苦笑)
けどまさか、やったりして
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