another〜short novel〜

□好きだから離れない
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それは
ビリーが今よりまだ若い
お話


ビリー)『あ、あの…』


「今日も素敵です!!」

「あの!!よかったらご飯一緒にいいですか?」



私は見ていた
ビリーが他の女どもにキャーキャー言われているとこを



私はリア。
海兵隊の保険医です

そして今、キャーキャー言われて女どもに囲まれてるのが

私の彼氏
ビリー・コーエン


まぁね
ビリーは確かにかっこいい
かっこいいけど
やっぱり彼女側の私からしてみれば女の子達からキャーキャー言われてるのは私には
面白くない。


リア)『……ムカつく…。』

私は膨れっ面になって
ビリーの前をズカズカと歩いてやった


ビリーは私の様子に気付いたのか女の子達に


ビリー)『すまない。またにしてくれ。』

と言い私の前にやって来た


リア)『なに?』


ビリー)『何を怒ってる?』


リア)『別に?』


プイッと顔を横にした

その時
さっきビリーと話していた
1人の女が
「あんな女どこがいいんだろ?ビリーさん私にしてくれないかなぁ?」

リア)(めっちゃ聞こえるように言ってるしあの子)

そして腹立つ上にその子が
追い討ちをかけてきました


「あんな子と早く別れればいいのに」


その追い討ちでプチっと私はキレました


リア)『ビリー…。』


ビリー)『なんだ?』


リア)『今日一緒にさ…寝よっか』


私の満面の笑みで
ビリーは少し顔が赤くなった

そしてさっきの女の子は
だらしなく口を開けていた笑


そしてビリーの手をひいて
その場から離れた













私たちは
無言で廊下を歩いていた

そしてビリーが口を開いた

ビリー)『なぁ…リア。さっきの…』


リア)『あー…一緒に寝るってやつ?』


ビリー)『あぁ…本気か?』


ビリーは真剣な顔をして
聞いてきた


リア)『んな訳ないじゃん』

ビリー)『そ、そうだよな』


ビリーは
シュン……としてしまった

リア)(な、何か可愛い…)

そんな彼をみて
何か悪いことしたなぁと
思った


リア)『………っ//わかった!!ごめん!!今日やっぱり一緒に寝よ!!』


私を思いきって彼に言った
彼は少し笑顔になった


リア)『はぁ…///』


ビリー)『リア。どうして顔が赤いんだ?』


リア)『うるさいっ!!//』

私はビリーの背中を叩いた

ビリー)『痛い痛い!!』


リア)『バカっ……』

私はビリーに聞こえないようにそういった


もう
これからは好きでも軽はずみな
言葉には注意しようと思いました

終わり
→あとがき


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