超次元リリカル銀魂D×D

□第1章:管理棟のミッドチルダ
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???

「……あれ?…ここは?スバル?」

突如,またもや景色が変わった事で驚きだす銀時。周りの光景は何やら見慣れない町の景色を高速ビルの屋上から見えるのであった。
一体どうしてなのか頭の中で混乱する中、神楽、新八、桂、エリザベス、月詠が銀時に駆けつける。

「銀ちゃん!いつの間に来てたアルか!?」

神楽は心配したのか銀時に駆けつけると,銀時は神楽の姿を見て安心するかのうな表情で叫ぶ。

「神楽、無事だったか!…それに、ヅラ、エリザベス、月詠!!」
「ヅラじゃない桂だ!」
「おい、僕が呼ばれてない!!」

相変わらずヅラ呼ばわりされて突っ込む桂と叫ぶ新八を尻目に,銀時はこの状況が一体何なのかを考える。

「ま、何とか無事に面子は揃ったわけだし…とりあえずこの状況が一体なんなのか考えようか」
「わっちらはあの転送装置によってこの異世界に来たようで,ここが何処だか分からん」

桂と月詠は無事にメンバーが揃った事で安心しているが、訳の分からない場所に飛ばされて不自然に感じている。

「銀ちゃん!ここ海鳴町じゃないアル!?」
「え…マジで!?」

神楽は不安げに銀時に言うと,銀時は驚きだして周りを見てみる。
確かにそこはビルがばっかり立っており、海鳴町とは全然雰囲気が違う。

一体どうしてこんな場所に付いたのか、本当にここがフェイト達の世界なのか理解できない銀時に、エリザベスがボートを出す。

『まぁ…無事に揃ったから良いんじゃない?』
「うっさいネ!!何どうでもいいような言い方するアルか!?」
「ところで銀さん、ここって一体?」
「鳴海市に着くはずだと思うけどよ……」

すると、空の方から誰かが向かってきた。
栗色のサイドポニーで、白いジャケットを身に纏った女性であるのだが、

「あれってまさか………」
「なのはアル! テレビ観たから分かるアルよ」

彼女こそ高町なのはである。
しかも『StrikerS』同様の大人の女性へと成長していた。

「あ、やっぱり銀さんだ!」
「オメェ……ホントになのは!?」
「はい、お久しぶりです!」

彼女の姿を見た銀時は、ついこんなことを言った。

「しっかしオメェ、スッカリ変わったなぁ〜」
「え? だってあれから10年経ってるんですよ?」
「え!?」

それを聞いた全員が驚き、新八が声を出す。

「そ、それは本当なのなのはちゃん!?」

しかし、神楽に怒鳴られたのだった。

「新八。 こっちじゃなのはが年上アル! お前がタメ口使いのは筋違いネ!!」
「うっ……気に食わないけどその通りだ」
「え、別に良いですよ新八さん」

そう言って笑顔を見せるなのはに、新八は鼻の下を伸ばす。

「/////(うへぇ〜〜〜〜、なのはたん萌えぇ〜〜〜〜〜)」

それを見た銀時と神楽は、軽蔑の目で彼を見ていた。
すると、もう一人の人物が現れる。

「なのは、どうしたの?」

黒のバリアジャケットに長い金髪の女性が、彼らの元へ駆け寄ると、

「え?」
「!?」

銀時は彼女の顔を見て、それが誰なのかを知る。

「お……オメェ……まさかフェイト!?」

彼女こそ、フェイト・テスタロッサの10年後の姿であった。

「ぎ……ぎ………銀時ぃぃぃぃぃぃぃ!//////」

再会に涙するフェイトは、銀時に思いっきり抱きついた。

しかも今の彼女の体は完璧な女性の体であるため、ムニュ――と銀時の胸板にその柔らかい谷間が当たっていた。





なのはとフェイトとの再会を喜ぶ銀時達であったが、

「!?」

突如謎の扉のようなものが、彼等の前に現れたのだ。

「銀さん下がって!」
「此処は私達が!!」

なのはとフェイトが構えるが、そこから更なる予想外が出現した。

「うわああ!」
「ぎゃああああああ!!!」

複数の女子供が現れて銀時が下敷きになった。

「いたたた、どこよここ」
「たぶんココゲイムギョウ界じゃない」
「・・・ホントですわ。プラネテューヌともラステイションとも違いますわね」

現れたのは見たことない服装の面々。
9人くらいでみんな女性だ。

「あのすいません。下の人潰れてるんですけど・・・」
「え?わぁぁ!!ごめんなさい!」

新八の言葉に銀時が下にいたことに気づき、すばやく離れる。

「あててて、ったくいったい誰だよ」

と銀時は少女たちを見つめると、

「!?また!?」

再び次元の穴のようなものが出現する。
それもまた銀時の真上に・・・

「ドワアアアアアア!!」

ドシャァァッ!!

「またかよぉぉぉぉぉぉ!!!」

銀時はまた潰れた。

「いたたた・・・ココ、いつもの部室じゃない・・・」
「どうやら神の宝石のせいで別の世界に着ちまったようだ」

赤い髪の女性が言い、黒い髪の男が周りを見ていう。

「・・・あの部長・・・人が・・・」
「ん?・・・あ」

すると金髪のシスターが下を指差しているので見ると、やはり銀時は潰れていた。

「・・・ジョニー、俺はもう疲れたよ…ゆっくり寝かせてくれ…」
「ちょ、ちょっと!バカなこと言わないで!」

赤髪の女性・リアスは銀時に叫ぶ。

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「今度は何!?」

今度は真上からまた何か来る。
それは2人の人物。

ドゴスッ!

「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「銀さぁぁぁぁぁァァァァァァん!!!」

銀時、本日3度目の潰れ。
そしてトドメ刺されたのであった。




銀時はとどめを刺されたあとアーシアとコンパによって一命は取り留めた。
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