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□迎えてはいけない終末
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「いやぁ、結構走るはえーなお前」 俺

「あたしはこれでも加減したんだけど」 澪

「へいへい。

あーあ、疲れた」 俺


「全く。人の家だってのに居座りやがって・・・・」 澪

「いやぁ、悪いとは思ってるって」 俺

「どこが」 澪

「まぁそう言うなよ」 俺





「あぁ、ここにいたんだ」 三

「おー、鉢屋」 俺

「あら三郎。滅多に顔なんて出さないのに」 澪

「いや、澪さんに呼ばれたような気がして(キリ」 三

「あーそーゆーのいいからマジで」 俺

「・・・ひどいなぁ。


あ、その子」 三

「あぁ、この子?」 澪

「あいつの隠し子」 俺

「馬鹿言わないで」 澪
(鉄拳制裁)

「Σあ゛ぁいってぇ!」 俺

「毎回毎回誤解を招くようなこといいやがってこのぉ・・・」 澪

「あぁ、いやそんな怒んなよ」 俺

「毎回言われるこっちの身にもなれ!」 澪

「あぁ悪いと思ってるから・・・!」 俺




「・・・・なんか夫婦みたいだなぁ・・」 三




「・・・まぁいいわ。
ご飯作ってくるから。」 澪

「面倒を見ろとね。はいはい。


・・・あ、そう言えば名前聞いてない」 俺

「・・・だ、団蔵・・です・・」 団

「よし、団蔵な、団蔵。

俺は蒼空な。

葛城ー!こいつ団蔵だってー!!」 俺

「あーあーはいはいわかった」 澪


「けっ。なんだよあの態度。
あの人澪な。

団蔵、一人だったのか?」 俺

「・・・うん・・。
早いうちに、とーちゃんも、かーちゃんも死んじゃって・・・。
それで・・・うっ・・・」 団
(泣き出す)


「あーよしよし。怖かったな。うんうん。一人じゃないからな。」 俺
(抱きしめて撫で撫で)

「うぇっ・・ひっく・・うぅぅっ・・・」 団

「姉ちゃんが居るからな」 俺


「(口調が姉ちゃんじゃないのは黙っとくか・・・)」 三



「はい、できた」 澪

「どーだうまそうだろ」 俺

「・・・うん!(キラキラ」 団

「へへ、澪の作る飯は美味いんだからな!しっかり食えよ」 俺

「うん!すっごく美味しい!」 団




「なんか、お父さんみたい・・・」 澪

「長い間一緒に居るんですけど、ほんとに不思議なんですよね。この人だけは」 三



『うわっ、痛い・・』
『魚丸ごと食うやつがいるかよぉ』
『先に言ってよ・・・』
『いやぁ悪い悪い。食うのに夢中で』


「・・・・ほんと、不思議・・・・」 三

「・・・三郎?」 澪

「・・・」 三

「(泣いてる・・・)」 澪


(追加設定と言う名の追加攻撃。
三郎も両親が居ません。
だから不知火が拾ってきた。
顔の見たことのない父親が、もしも居たら、こうなっていたんじゃないかと思ったら涙出たと言う)
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