短編
□あれ?予想外
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副長の自室に着くと、なにやら副長と隊長の話し声が聞こえた。
気づかれないようにそっと障子に耳を近づける。
「俺、土方さんに言いたいことがあるんでさァ」
「…なんだよ」
障子越しで見えないが声音的に副長はまだ嫉妬してる。大人気ねーww
「俺…なんか、土方さんが隊士たちにマヨネーズ貰ってるの見て嫉妬してたみたいでさァ!」
「はあ!?」
きゃーーO(≧∇≦)O
恥ずかしい!見てるこっちが恥ずかしい!!
「昔から好きだったんでさァ!!でも土方さんに気づいてもらえなくて…。マヨネーズばっか食って!!もっと構ってくだせェ!!」
「総悟…」
ふふっ副長!!これ俺のおかげですからね!!感謝してくださいね!!
「総悟、俺も好きだよ。昔から好きだった」
「本当ですかィ!!嬉しいでさァ!」
「俺も嬉しいぜ総悟!!よし、今すぐ俺の胸へ…」
「まさか、土方さんもケチャップ好きだったなんて!」
「「はい?」」
やべぇ、副長と声ハモった。
てか、え?ケチャップ?
「俺昔からケチャップ大好きだったんでさァ!でも土方さんマヨネーズ好きだからなかなか言えなくて。あ〜スッキリしたー」
「「……」」
……。え、ってことは何?土方さんに構ってほしいってケチャップのこと?嫉妬してたってマヨネーズに?てか、ケチャップ好きだったの?
「じゃ、土方さん!俺今日気分がいいんで真面目に仕事してきまさァ!」
そう言って障子を開け、部屋から出ていく沖田隊長。障子を開けたわけだから俺がいることが丸見えなわけで。
「おっ、山崎!さんきゅーな。お前のおかげで土方さんにちゃんと言えたわ」
ポン、と俺の肩を軽く叩いて沖田隊長はどこかへ行ってしまった。
そして残された俺と副長。俺はもう石化寸前的な。
「………おい、山崎ィ…」
副長が俺を呼んでる。
いつもより声のトーン低めで。
「一発。一発だけでいい。殴らせろ」
あ、俺オワタ\(^O^)/
「ぎゃあぁぁぁあぁぁ!!」
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前にやってたブログでの小説をそのまま持ってきました笑
手抜きじゃないですからねwww
何気初めて書いた沖田受け小説なんですよね!
えぇ、だから何か、こう、素人感丸出しでしたね!すみません(^q^)
土方さん誕生日おめでとうございますふっふ。