短編

□彼を素直にさせる方法
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フラフラと、少年は町を歩いていた。

(気持ち悪ィ…)

(夏バテか?)

空を見上げれば太陽がギラギラと照っている。
少年は額から流れる汗を拭った。

(休憩でもするか…)

少年はキョロキョロと周りを見渡す。
周りには団子屋があり、少年は足を止めた。

(…あんまり一目につきたくねぇな)

団子屋には子供連れの親子が出入りしているのが見えた。
少年は団子屋での休憩を諦め、再び歩き出す。
すると団子屋を通り過ぎてすぐの所に路地裏へ続く道を見つけた。

(…ここなら人通りも少ないし、日も当たらないな)

少年は路地裏に姿を消した。
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