六神将ルーク
□プロローグ
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「よし、できたぞ!完全なレプリカだ」
「では、このレプリカを……」
(おいおい、待てよ。何話してやがる?)
青年は、目の前で話している二人を見てそう心の中で呟く。
(汝は我と完全同意体だそうだ)
いきなり聞こえてきた声に驚く。
(は!?誰?)
(我はローレライ。そこらをうろついていても、つまらんから汝の中へ入ってもよいか?)
(ああ)
青年とローレライは心の中で話していた。
「このレプリ「うるせぇんだよ!」……っな!?」
男はいきなりの事で驚いた。
「レプリカが喋った」
「るせぇんだよ!クソメガネにクソ
髭!」
そう言って二人を蹴り飛ばした。
「面白い。ディスト、レプリカは私が持っていく。被験者を返せ」
ディストと呼ばれた人物は、去ろうとしたが、戻ってきた。
「それは、貴方がやった方がいいです。私がこちらをダアトに送ります」
「そうか、では」
男はそう言って去った。