六神将ルーク

□15話 崩落した後
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ユリアシティに着き、中へ入ると、六神将のメアドールがいた。

メアドールは、一行を確認するとルークを睨む。

メ「………」

ル「何だよ、文句あるなら正面から言え!屑!」

メ「劣化屑被験者に言われたくねぇよ……被験者ルークが!」

メアドールはそう言うが、剣を抜かない。"どういう、事だ?"とルークは思った。

ル「俺が……お前……まさか、レプリカか!?」

メ「そう言ってんだろ?被験者。ってか被験者って頭悪いの?俺さっきから被験者、被験者って言ってんのに、分からなかったのか?」

"本当にコイツが、俺の被験者かよ"と言った。

ジ「貴方は、レプリカなのに何故、ルークより背が高いんです?」

メ「リグレットの育て方が良かったのと……ローレライの力だな」

ローレライ……その単語にジェイドは首を傾ける。

ジ「ローレライ……ですか。」

メ「そうだ。俺とルークは、ローレライと同じ同位体だ。俺とお前は、完全なる同位体という事だ」

メアドールは、まだ続ける。

メ「俺とお前は、一人で超振動を起こせる。それを知っていたヴァンは、それを使い、アクゼリュス崩落をさせた」

メアドールの言葉に全員絶句した。

メ「ふぅ、俺はお前等と行動する。ヴァンのやり方は、第七音素をなくし、外殻大地を壊し、レプリカ大地を作る事なんだ」

メアドールの言葉に意味が分からないと言った一行。

メ「簡単に言えば……第七譜石に"世界の滅亡"が詠まれている事を知ったアイツは、世界を壊そうとしている。それだけ」

メアドールが言い終わると、イオンが口を開く。

イ「世界の滅亡ですか」

メ「ああ、直……近い将来、この世界は滅びる。ユリアの預言は"一度たりとも"外れた事がない」

メアドールが言うと、全員驚く。
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