魔法の書

□当番の日の出逢い
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吉本学院高等部に入学して、もうかれこれ1ヶ月経とうとしていた頃・・・。



「もう、1ヶ月経とうとしてるんだね。」

「早いな〜。来月にはクラス対抗体育祭があるんやでぇ〜。」

「そこぉ、授業中に喋るな。史華ちゃんは良いけど、その他は喋るな!」

「有吉先生、何で史華だけ良いんですか?!」

「史華ちゃんは、可愛いから良いんだっつーの!!」

「「「「いや、理由になっていませんから!!!」」」」

「アハハハ・・・・・・。(苦笑)」







放課後



「史華〜!!」

「ゴメ〜ン!!今日、図書委員のお仕事があるから、一緒に帰れないの。ゴメンね?今度手作りのお菓子作ってあげるから。」

「史華のお菓子が食べられるならええで。」

「本当?ありがとね。宇治。」

「おぅ。わかった。」








《二階 職員室》

「失礼しま・・・「史華ちゃぁぁぁん!俺に会いに来てくれたのか?!」・・・木梨先生図書室の鍵貰いに来ました。」

「おぉ〜、珠洲ちゃん。はい、図書室の鍵ねぇ〜。じゃあ頑張ってね。」

「失礼しました。」 ガラッ!



「木梨先生ぇぇぇぇえぇぇっ!いつから、史華ちゃんとあんなに仲良くなってたんですかぁあぁぁああぁぁぁぁああっ??!(半泣)」

「え、何時って・・・珠洲ちゃんが図書委員になった頃から。」

「うわぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁああっっ!!!!(大泣)」


タカ(後藤先生、ドンマイです。)

トシ(宮迫先生、ガッツポーズしている場合じゃあないんですから・・・。)
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