呪歌の書

□ViVi
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悲しくて飲み込んだ言葉

ずっと後についてきた

苛立って投げ出した言葉

きっともう帰ることはない

言葉にすると嘘くさくなって

形にするとあやふやになって

丁度のものはひとつもなくて

不甲斐ないや

愛してるよ、ビビ

明日になれば

バイバイしなくちゃいけない僕だ

灰になりそうな

まどろむ街を

あなたと共に置いていくのさ
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