異世界の冒険の書

□苦渋の別れ
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「早く、2人とも!!」

「待って、ゼロ!」

「いや、急いだ方が良いぞ。」


あたし達は今、ある奴に追われて逃げている途中。未来を変えるために命を捨てても使命を果たすために。


・・・然し、



「くらえっ!!」

「ジュプトル危ない!!」

バッ!!

「「ゼロ!!!」」


フラッ・・・・・・


「手を離すな!ゼロ!!」

「あ・・・後少し。」

「・・・ごめん。」

スルッ・・・


「「ゼロオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!」」



その瞬間、白い光が見え、あたし達2人とゼロ1人を離れ離れに引き裂いた。


そして、運命の始まりは此処から始まったのであった。
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