氷の書
□会長命令
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次の日
〔椿side〕
会長の命令で急遽、丘宮湧水の情報を有りっ丈収集して来いと言われた。相当、丘宮湧水の事が気に入ったみたいだ。何となく僕にも分かる。
《2-C教室前》
「丘宮、いるか?」
「あれ、椿君?あたしに何か用?」
「あぁ、ちょっと来てくれないか?」
《空き教室》
「・・・で、あたしに用って?」
「実は会長に丘宮の情報を有りっ丈収集して来いと言われた。それで、丘宮。出来るだけ、今までの事を僕に教えてくれないか?」
「・・・身の上話的な?」
「まぁ、似たようなものだ。」
「なら、いいよ。別に。」
「本当か!すまない。」
放課後、生徒会室
「会長、丘宮湧水の情報収集して来ました。」
「おぉ!サンキュ、椿。」
「お疲れ様、椿君。」
「お疲れ様ですわ。」
「OST。(お疲れ様、椿。)」
「皆さん、お疲れ様です。」
「・・・・・・決めた!」
「どうしたんですか?会長。」
「丘宮湧水を生徒会に勧誘する!」
「「「「えぇっ!!!」」」」