小さなお話
□甘い香りにこんにちは
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「ゆいヌナー!よろしくー」
「はーい」
あー可愛いな。
チャニョルくんとじゃれながら
にこにこしているベッキョンくんを見て
歳の差を感じるこの頃。
「今日も格好良くアイラインひいてね、ヌナ」
「勿論、任せて」
ベッキョンくんの顔にそっと手を添えると
毎度ながら肌の綺麗さに圧倒される。
本当つるつる。
黙ってあたしを見つめるベッキョンくんに
メイクのためだと分かっていながら
勘違いをしそうになる。
本当に格好良い。
頬が紅潮しないように
ぐっと必死に気持ちを押さえ込んだ。
そんなあたしに
「ヌナ、肌綺麗だね」
横からすっと手がのびてきて
「せっセクハラ、ぺたぺた触るなー!」
楽しげにぺたぺた触るマンネセフンくん。
まだまだイタズラ大好きですか、あなた。