小さなお話

□甘い香りにこんにちは
1ページ/4ページ

 
 
「ゆいヌナー!よろしくー」

「はーい」


あー可愛いな。


チャニョルくんとじゃれながら

にこにこしているベッキョンくんを見て

歳の差を感じるこの頃。


 
 
 
「今日も格好良くアイラインひいてね、ヌナ」

「勿論、任せて」


ベッキョンくんの顔にそっと手を添えると

毎度ながら肌の綺麗さに圧倒される。

本当つるつる。

 

黙ってあたしを見つめるベッキョンくんに

メイクのためだと分かっていながら

勘違いをしそうになる。

 


本当に格好良い。


頬が紅潮しないように

ぐっと必死に気持ちを押さえ込んだ。


 

そんなあたしに


「ヌナ、肌綺麗だね」


横からすっと手がのびてきて


「せっセクハラ、ぺたぺた触るなー!」


楽しげにぺたぺた触るマンネセフンくん。


まだまだイタズラ大好きですか、あなた。

 
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ