小さなお話
□Kitty
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ゆいさんって本当に子猫みたいですよね。
クリスひょんは親猫? ←タオ
ベッドにくるまって小さーくなってる
俺の可愛い子猫ちゃん。
「ゆいー起きて」
そう言っておはようのキスをすると
少しうなってすりよってきて。
「クリスぅー」
と甘えた声で俺を呼ぶ。
「朝ご飯できたよ」
「はーい」
急に元気になって
ベッドから飛び降りるゆいは
まさに子猫。
くんくんと鼻をならして
くりくりとした瞳で
「今日ホットケーキでしょ?」
俺に問う。
さすがだな。
「ああ、そうだよ」
やっぱり、いい匂いがするもんとゆいが笑った。
「クリスあっぱぁー」
「あっぱじゃないだろー」
「好き」
「知ってる」
可愛いことを言い出したゆいに
キスをしようとすると
するりとすりぬける。
「朝ご飯は〜ホットケーキ〜♪」
変な(自作の)歌を歌いながら。
気まぐれなところも子猫のようで。
ま、そこも好きなんだけど....
おあずけは厳しいかな(笑)