未来日記×short×BL

□犯される?※Rー18
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「…うっわ。エレベーター止まってるじゃん」





気づいたのは、全体が真っ暗になりエレベーターが静止した瞬間。





…最悪の展開だ。



日記チェックしとけばよかった。


…今日携帯忘れたんだよね…。









「…うわうわうわどうしよぅ…」



「まぁこのシチュエーションは中々ないもんだよねー」



「うわああぁぁあぁぁ!?」







突然耳元で響いた甘いささやき。


嘘だろ…ま、まさか……









「まー安心しなよ。僕が雪輝くんを全力で守ってあげるから」





「な、何で秋瀬くんがいるんだよぉおぉッッ!?」



真っ暗で見えないが、秋瀬くんの吐息が異常に間近で感じた。



…あ、危ない香りがする…









「ひっどいなぁ…誰も雪輝くんを朝から今まで監視してここまで付いてきた訳じゃないんだからね」






…付いてきたんだね。








「そ、それより!早く何とかしてここから出ないと!」






「んーもーちょっと一緒にいようよっ」






「無理無理無理由乃に殺されるよ秋瀬くん」





「…あははははははは」






…超反応してるじゃん。









「ほら、由乃には言わないから早く出るの手伝って!」






「…わかったわかった」












ーぎゅ、








「…ちょ、い、今の聞いてた!!?



だ、だ、抱きつかないで離、してっ…わっ!?」





ードサッ










「はははごめん…四つん這いになっちゃったあはははは」





「ちよ、笑い事じゃないよ秋瀬く………んっ…」







闇の中で塞がれる唇。





するするかすれあう肌に僕は身動きがとれなくなった。









「ん…や…めてっ…」





「ん……舌出さないとどかない…」







「な、何言って…んぁっ」






秋瀬くんの手のひらが急所に触れて身体はびくつく。






僕は耐えられなくなり、ついに舌を出した。




その瞬間、一気に吸い上げられる感触。

伝う銀の糸。


口元からたらりと液を漏らした。










「…ごちそうさま。」





にやりと笑みを浮かべる秋瀬くんの口元。





僕は息切れして何度も深呼吸した。






…やばい。




秋瀬くんは本物のホモだ。





僕犯される。





「…好きだよ…」





近づく息。




触れる唇。


服をずらし背中に冷たい腕が侵入する。






…抵抗できたはずだった。





でも僕は抵抗できなかった。






あの感触がたまらなくなり



ついには秋瀬くんに溺れちゃったのかもしれない。




















…数分後。由乃が日記で僕らの行為を知り、



秋瀬くんを半殺しにしたのは言うまでもない…。

















ーおまけー




「あー危ない危ない我妻に殺されるとこだった。」

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