スピードライフ
□転入
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「･････････は？」
am8:00
「やばぁあああああああっ！！！！！」
今日転入初日なのに遅刻じゃん！
担任怖い人だったらどうすんだよ！！
俺死亡フラグじゃね？！
ってやっぱり髪の毛はこうゆう時でもまとまっては
くれない！
あーもう！！
めんどくさい！！！！！！
「あー･･･なにもかもめんどくさくなってきたぁ･･･。
あ、コンビニだよってこ」
とりあえず朝ごはんを食べるのをすっかり忘れてたから
コンビニによって適当に買って
食べながら歩く。
歩いてる途中何人か同じ制服の生徒をみたような気も
するし
そんなにやばくないんじゃないかと
余裕ぶって歩いていた
30分ぐらい歩いたところでやっと
四天宝寺の門が見えてきた。
「長い･･･30分長い･･･俺の足がデクノボウになったらどうすんだよ！！！」
とか変なことを呟きながら
校舎の中に入る
だがしかし！！
職員室の場所がわからない！
まわりに生徒はいない！
まぁとりあえずどうにかなるだろう思考で
職員室探しと言う名の散歩にでてみる！
･････････････。
20分さ迷った結果
迷子。。
どうしよ･･･あーなんか遠くで
予鈴の音が聞こえるような･･･
何か生徒出てきた･･･
あ、一時間目終わった？
マジ･･･
転入初日
一時間目サボリ･･･
最低だ･･･
「お前、見ん顔やな･･･どないしたん？」
なんや、こいつ
変態面さらけ出してる･･･
危険人物か･･･？
「なぁ、聞いてるん？」
････。
「あ、ごめん･･･聞いてなかった」
「ははっ･･･自分おもろいなぁこんなとこで何してるんか聞いてんけど？」
「あ、実は今日転入してきて学校まできたはいいんだけど、職員室わからなくて迷ってたら一時間目終わっちゃって･･･どうしようかなと･･･」
「転入初日から災難やったなぁ･･･俺が教えたるさかいついてきぃ」
と、名もしらない変態面さらけだした少年は
職員室までつれて来てくれた
危険人物ではなかったらしい、ごめん変態面くん･･･、、。
まぁ、なんとかなって
ほっとした･･･。
「失礼しますー。」
職員室、入っていくと同時に先生が
すごい顔で走ってきた
「今日転入の原田さん！！！？」
「あ、はい･･･そうですが･･･」
「もう全然来ぃへんから 途中で変な人に襲われたんやないかってめっちゃ心配したんやで！！！？女の子って聞いてたし！！！」
「す、すみません･･･ちょっと迷ってしまって･･･」
「何もなかったなら、安心や！さ、教室行きましょうか！」
なんか、すっごくお母さんみたいな
人だな、とか思いながら 先生に
ついていく
3-2と書いた教室の前で止まり
「ここで待っててや！」
と、なんともキラキラした笑顔で
教室の中に入っていくのを
緊張して多分怖くなったであろう顔で
見送った。