人魚姫
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廊下をどんどん突き進んで行く。
なんだか肌寒くなってきて、鳥肌がたった。
部屋の中に入ると、部屋の中なのに吹雪が吹いていた。
「え…」
「○○っ!?大丈夫だったの?」
「ルフィが助けに行ったはずなのにな。」
「それより…なにっ!?」
部屋の上空には鳥女、モネがいた。
ゾロとロビンは傷だらけ、
ナミとチョッパーは大きな子供達をキャンディーのところに行かないように足止めしていた。
「○○!こっちで子供達の足止め手伝って!!」
「わかったっ!!」
「待て、確か○○は覇気を使えたよな?」
「そうだけど…、」
「ナミ!チョッパー!○○はこっちだ。」
モネはユキユキの実の能力者の雪女で鳥女。
モネに向かって覇王色の覇気を使う。
「邪魔しないでくれる?」
モネの放った槍が私とロビンの肩に突き刺さる。
「ぐっ…、」
ゾロとモネが戦っている。
ロビンは子供達を止めに行った。
「○○!?…早く子供達を止めに…」
「………、」
「○○……?」
ああ、なんて役立たずなんだろう。
もっともっともっともっと…強くならないと足手纏いになってしまう。
みんなの役に立ちたい。
もっと、もーっと!!強く!!
「○○の髪が金から銀に…」
「なんだ…?」
「これは…!!」
私の中から力が溢れだしてくる。
これ…この力…つい最近も…こんなことあった気がする。
記憶にないけど。
体が熱くなって、私の何かが目覚めた気がした。
それと同時にもう1人の私が気を失った。