ポケットモンスター

□010
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『みんな!集まって!!』


名無しさんが寝たころ、ピカチュウは全員に声をかけた。


『どうしたの?』

『なにかあった?』


名無しさんのポケモン達はみんな優しい。

ピカチュウになにかあったのかと思い、心配する。


『違うの、名無しさんのことだけどね…。名無しさん、すっごく寂しそうなの…。』

『ルフィくんに会えないもんね…』

『僕等になにかできないかな…』

『そこで!私達で向こうに繋がる扉を探そうよ!』

『すごい!ピカチュウ!』


ピカチュウに対して歓声が上がる。


『われもやろう、』


サンダーも手伝ってくれるようだ。


『よし、手分けして探そう!』


ポケモン達は外に出た。


「名無しさんのピカチュウじゃねェか!?なにやってんだ?」

「ピッカ!」『サトシさん!』

『僕も手伝おうか?』

『ピカチュウさん!』


サトシのピカチュウも手伝ってくれるようだ。

サトシはなにかを覚った。

そして微笑んだ。


「名無しさんのために、ありがとな!」


ピカチュウ達も、微笑み、外に出た。
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