ポケットモンスター
□003
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遺跡の中は真っ暗だった。
名無しさんは油断していた。
そう、まったく警戒していなかった。
急に名無しさんの視界は真っ暗になった。口も抑えられた。
「(ルフィ…助けて…)」
ピカチュウも気絶させられた。
そして名無しさんはどこかに連れて行かれた。
「ここ…どこ?」
「起きたか」
「あなたは?」
「わたしはカリオス。」
「なにが目的?」
「この世界を支配するのだ」
「なに言って…」
「そのためには、ここは悪魔の実があり、みなが強すぎる、そこでポケモンを使おうと考えた。」
「それでポケモン達を連れてきたのね…」
「連れてくる途中で逃げたりしたのがお前が見たポケモンだ。
人間は連れてくるつもりは無かったのだが…」
「ポケモンを支配の道具にするなんて…許せない!」
「名無しさん…わたしの仲間になりなさい。そして一緒にこの世界を支配しよう」
「なにを言って…」
「わたしはあなたに惚れたみたいだ、気の強い女…好きだぞ」
「私のポケモンは?」
「それなら預かっている」
「返して!!!」
「わたしと一緒にくるなら…な…」
また私は意識を失った。たぶん催眠術かなにかだ…ポケモンだな…