ポケットモンスター

□007
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「名無しさんー起きろーー!」

「ん…?」

「ピーカーチューーーー!!」


ピカチュウは最近覚えた10まんボルトで名無しさんを起こした。


「ピカチュウ!!!!今日のおやつは抜き!!」

「ピカ…」


ピカチュウは拗ねている。


「名無しさん!島が見えたぞ!!」

「本当!?」

「冒険しような!?」

「うん!当たり前じゃん!」

「デートだな!」

「え…///」

「名無しさん顔赤いぞ!」

「ルフィのせいだ!」

「早く行こうぜ!」


名無しさんは準備をして、朝ご飯を食べて、島に入った。

船番はゾロ。その他はみんなで上陸した。


「おれは名無しさんと行きたかった!」

「ルフィ!なにがあるかわからないでしょ!?」

「いいじゃねェか…」

「駄目よ!」


すると目の前の道をなにか大きいものが塞いでいて進めない。


「これは…カビゴン!!」

「ポケモンだ!」

「かき揚げ?」

「カビゴン!!全然違うし!!」


【カビゴン いねむりポケモン
ねむっているとき いがいは エサをたべつづける。
1日に400キロ たべないと まんぷくに ならない。】



「そんなに食べるのか!!」

「ルフィに似てるね!」

「こいつは捕まえないのか?」

「でんきタイプじゃないからね…」

「俺も興味ねェな…ほのおじゃねェからな…」

「カビゴンは食べるか寝るかだから…食べる時にしか動かないの…」

「じゃあどうするんだ?進めねェぞ!?」

「「方法はある!!」」


ユウジと名無しさんが同時に言う。


「食べ物で釣るのよ」

「危険じゃねェのか?」

「危険よ…」

「危険なのかよ!!」


ウソップがツッコミを入れる。


「だってそうするしかないもん…あ!!私がサンダーに乗ればいいのよ!」

「駄目だ」


ルフィが真剣な顔で言う。


「どうして?」

「どうしてもだ!!!」


名無しさん以外のみんなは意味がわかっていたが、名無しさんは鈍感なため、わからなかった。

名無しさんは聞き続けたが答えてくれなかった。
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