ポケットモンスター

□006
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「ん…頭痛い…」

「名無しさん起きたか?」


私が起きた目の前にはルフィ…

ベットみたい…

サニー号に戻ったのかな?

あれ?遺跡にいなかったっけ?


「名無しさん!2日間も寝てたぞ!チョッパーは疲労だってよ、大丈夫か?」

「2日間も!?…うん大丈夫。出港したの?」

「おう!」

「そっか…」

「名無しさん…」


私はルフィに抱き締められた。

ルフィの匂いでいっぱいになる。


「来てくれてよかった…おれ不安だったんだ…名無しさんが行っちまうんじゃないかって…
でも名無しさんの夢はホントに壊したくなかったんだ…名無しさん…好きだ…」

「ルフィ…私も好き…ありがとう…私もずっとルフィといたい…」


でもそれは叶わないんだ…

私には夢がある…ルフィにも夢がある…この2つの夢は離れないと叶わない…


そのもどかしさや不安から2人は強く抱きしめ合う。



「いつまでやってんの!!名無しさん島に着いたわよ!ショッピングよ!」

「ナミ邪魔すんなよ!!」

「だって長いんだもの」

「…//////」

「あら?名無しさん顔真っ赤よ?」

「ナミのせいだ!!」





「おれは名無しさんと冒険がしてェんだ!」

「ショッピングよ!名無しさんは異世界から来たのよ!何も無いの!」

「イヤだ!」

「前はルフィと一緒に行ったじゃない!!」

ナミとルフィで名無しさんの取り合いが始まった。


「ルフィ…今度冒険しよう?ホントになにも無くて困ってるの…」

「名無しさんに可愛い服買うんだから、ルフィも見たいでしょ?」

「わかった!じゃあ明日冒険しよう!!」
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