magico

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いつのまにかサニー号で寝ていたらしい。

サニー号から出ると、険悪なムード。


「え…みんなどうしたの…?」

「あんたはなにやってたの…」

「寝てた、」

「寝てた、じゃないわよ!!」


ナミに色々説明されたけど…よくわからない。

ゾロ達が捕まってるってことと、しらほしのお父さんが処刑されるってことしかわかなかった。

で、今はみんなで話し合っている。

どうやって、ホーティー…?ホーディ!…のところに侵入するか。


「わしとお前の関係はなんじゃ、」

「友達!」

「そうとも、この造作無い関係を築けず、魚人族と人間は長年往生しとる。
止めたのは、ホーディとはやみくもに闘うなと言う意味じゃ、突っ走るな!
この魚人島を救う、ヒーロになってくれ!!」

「ヒーロー!?…ヤだ!!」

「じゃ、私が…」


ナミの目が怖かったのでやめた。


「おれ達は海賊だぞ!!ヒーローは大好きだけど、なるのはイヤだ!!」
「ヒーロー…」



ルフィがならないなら…私がなりたいんだけど…。


「お前!ヒーローがなにかわかってんのか!?」

「ん!?」

「たとえば、肉があるだろ?
海賊は肉で宴をやるけど、ヒーローは肉を人に分け与える奴のことだ。
おれは肉を食いてェ!!!」

「じゃあ、肉は食わせてやるから言う通りにせェ!」


肉が食えて、しかもヒーローになれるなんて…。

ルフィズルイ…。


「わかった。」

「えええ!?解決ゥ!?」


チョッパー…

駄目だ…鼻血が出そう。


そして私達は作戦を決行することにした。
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