magico

□01
1ページ/6ページ





「行ってきまーす!」


○○は元気よく家から飛び出した。

空の散歩をするため、1人しか無理なのだ。


「早めに帰ってこいよー」

「兄貴は心配性だな〜」

「バッ!そんなんじゃねぇよ!」

「○○ちゃん気をつけてね!」

「エマー!兄貴をよろしくー!」

「早く行きなさい」

「あたしも行きたい!」

「アニス行ってきます!ルーは駄目よ」


みんな○○を心配して玄関まで来たが、○○は強い。心配なさそうだ。

○○は箒に跨り、空を飛んだ。

少し冷たい風が○○の頬を撫でる。

○○は海の方に行ってみることにした。

海はなぜか心が落ち着く。

前世はどこかの海賊だったのだろうか…

そうのん気に考えていると、

海の地平線から海賊船らしきものが見えた。

海賊船が来ているにも関わらず、○○はワクワクしていた。

初めて見る海賊…




○○は海賊船が来るのをひたすら待った。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ