人魚姫

□04
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「ルフィ?」


ルフィはさっきから動かない。

怒ってる?泣いてる?


バタンッ!


ルフィが急に倒れてしまった。


「えっ?ルフィ!?」

「ぐがぁ〜!ぐがぁ〜!」

「寝てるんかい!!」

「こら!起きやがれ!!」


サンジがルフィの顔を蹴って起こした。


「んぁ?ふぁ〜〜!よく寝た。」

「まったく。珍しく真面目に聞いているかと思ったら。」

「ん?あれ?ジンベイ。お前泣いてんのか!?」

「っ!なにを、わしゃ泣いておらんわい!」

「なんでだ?」

「しつこいぞ!だからわしは泣いておらんとっ」

「ん〜?まっいいや!で?ジンベイ、弱虫と○○ほしの母ちゃんが捕まえた強盗どうなった!?」

「お前ほぼ寝てたろ!!オープニングの話だよそれ!!」

「そうだっけ?」

「そうだよ!!」

「ルフィおもしろい!!」

「そうか?」

「うん!」


ルフィと一緒に笑う。

なんか…楽しい。

心からそう思った。


「ねェあんた○○ほしって言うの?」

「ナミちん!王女様だよ!?あんたって呼んじゃっ」

「あなたナミだよね?よろしく!」

「よろしくね。…立派なお母さんだったのね…」

「うん!」

「それにしても可愛いわねぇ〜!」

「えっ?あっありがとう」


ナミと友達になれた。

ナミはしらほしにも話かけていた。
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