magico
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「やっぱり私にはお二方が悪い方には見えません。
海賊でしたら冒険というものをなさるのですか?」
「うん!」
「そうそう。太陽をご覧になったことがおありですか?
夜にはお星が空に浮かぶのですよね?
それに…色々な種類のお花やお体が毛だらけのお動物!
お森という緑色の場所にはいらっしゃたことはありますか?」
「待て待て。質問多すぎだ。ちょっと待ってろ。」
「はい」
「ウソップならおもしろおかしく話すんだろうな…」
「ウソップ?」
「仲間の一人!!」
「仲間……まぁ!大きな頬袋!」
しらほしはルフィの頬袋を突いた。
しらほしは優しくしてても、小さいルフィには強烈な突きだ。
「ぶ――!いらんことすんな!!なにすんだ!!!」
「そ…そ…そんな…大きな声で攻め立てないで下さい…やっぱり…恐いお方…ルフィ様…」
しらほしは半泣き状態…
「しらほし…泣かないで…」
「ぅ…う〜…○○ちゃん…うわ〜〜〜ん!!!」
「おいおい。今のどこで泣くんだよ…」
「今まで…誰からも…怒られたことなど…ありません…ぅ…ぅ…うわ〜ん!!」
「しらほし…」
「でっけェくせに弱虫で泣虫なんて…おれお前嫌いだな〜〜!!」
「ちょっ!ルフィ!なに言ってんの!」
「あはははっは!」
「え〜〜〜!」
「そんな…ひどい…そんなこと言われた経験が…なんてひどいお方!!もうお帰りになられて下さいルフィ様」
「しらほし…今のはルフィが悪い!!ルフィ謝れ〜!」
「○○には言ってねェだろ?」
「でもルフィが悪い!!」