magico
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「うわ〜〜〜ん!!!」
大きな声で大きな涙を流すしらほし。
○○達はどうしていいかわからず、あたふたしていた。
「ルフィのせいなんだから…なんとかして〜!」
「なんで泣くんだよ〜!!おれはただ食いもんもらいに来た海賊だよ!」
「もっと怪しいよ!!」
「うわ〜〜ん!」
「うるせ――。まいったなぁ!」
「人間のお方が…私の命を取りに…お部屋の中におられます…うわ〜ん!」
「え!?」
「違う!それ違ェぞ!おれは腹減ってて、お前のメシだと知らなかったんだ!」
ヒュルヒュルヒュルヒュル…
「あ!」
「なに!?どうしたの!?」
するとオノがしらほしに向かって飛んできた。
バンダー・デッケンが投げたオノ。
ルフィはそれを受け流した。
「なんでオノが!?」
「どっから飛んできた!?」
しらほしはいつの間にか泣きやんでいた。
バタバタバタバタ…
誰かがしらほしの部屋に来る音が聞こえてきた。
しらほしはルフィと○○を大きな手で持ち、隠した。