黒子のバスケ BL
□身長差22センチ
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「か、火神く・・・・」
「お前、昨日黄瀬と何してた」
「えっ・・・・」
もしかして、あのときの・・・・見てた・・・?
「・・・・・・・・。」
「誰でもいいのかよ・・・」
「!!違います!!!!」
急の僕が大きな声を出したから、一瞬驚いたような顔をする。
「・・・っ!!じゃあなんでっ・・・」
「僕、火神くんに抱きしめてもらったら、こんな感じなんだろなって・・・だから身長の近い黄瀬くんに頼んだんです!」
「・・・・・・・えっ・・・・」
「火神くん、190センチですよね」
「あ、ああ・・・」
「僕は168センチ。22センチ差です」
「それがなんだよ・・・」
「雑誌でちょっと見たんです。
一番、抱きしめやすい身長差だって」
「・・・・・・・っ!!」
少し上目で火神君を見た。
見たこと無い顔をしてる・・・。すごく、顔が赤くて、瞳の奥がゆれてる。
「黒子」
「はい」
ぎゅっ・・・・・・
「っ!!!」
「そういうこと・・・早く言え」
「・・・・気持ち悪いかと思って」
「・・・んなわけねぇだろが」
あったかい体温は、昨日の黄瀬くんと同じように染みてくる。
でも、違う
火神君のほうがやっぱり大きくて、心の奥底までじんわりあたたかくなる。
「幸せです」
「っ・・・・かわいい顔すんな」
「?別にしてないですけど」
「自覚なしかよ・・・。」