黒子のバスケ BL

□合宿の中の裏事情
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「あいつはすごい選手になるかもしれない」


って、

真ちゃんはさっきからあの黒子とかいうやつの話ばっかりする。


「ね、真ちゃん」

「なんだ」

「めがね、なかったらどれくらい見えんの?」

「ほとんど見えない、視界がぼやぼやなのだよ」

「へぇ・・・」

メガネをとった真ちゃんは、どうみても美形で、すっげぇ俺好み。


ただ、


この真ちゃんのどれかでも、ほかのやつには触れさせたくないって

思ってる。







ーーーーーーー合宿の中の裏事情



じっと、真ちゃんを見てみる。


体格いいな・・・。



「何見てるのだよ」

「え?いやー、真ちゃん体格いいなって!」

ばしゃっ

真ちゃんに抱きつく。

水を滴らせた肌と髪が間近にある。


「暑いだろ、離れろ」

「やーだー」

「・・・・。」

「・・・・・わかってるよ?」

上目で真ちゃんを見る。

「何が」

「・・・真ちゃん、勃ってるでしょ」

「な、何を言うのだよ・・っひゃっ」

浴槽の水の中、真ちゃんのアソコをなぞる。

顔、火照ってきた・・・かわいいな・・真ちゃん・・



「んっ・・・やめろ高尾っ・・・」

「わかった、やめてあげる」

「ふぅ・・・」

そっと俺は真ちゃんの耳に口をつけた。


「今だけね」





=================


合宿中、俺らは誠凛高校と同じ民宿になり、ちらほらと誠凛のやつらが見える。

あの黒子も・・・


「真ちゃん、黒子のこと、どう思う?」

「苦手だ。」

「・・・そう」


きっぱりと言う。けど、なんか腑に落ちない。

真ちゃんは何考えてるかわかんないから、時折ちょっと寂しくなる。心配になる。



俺のことも、どう思ってるのか。

ホントは、さっきみたいな事されて、嫌がってんじゃないか、うっとおしく感じてるんじゃないかって。


俺はそんなことを考えながら、部屋に入った。


真ちゃんと、2人の部屋。
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