突端相思寄話

□想い出作り
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銀土  甘々  学生設定

学校の休日
俺はいつも銀時と
一緒に過ごすことが多い。
先週の土曜は部活だったが
日曜は俺の家で
借りてきたDVDを見た。
学校ではまぁ、その
二人っきりの時間が
少ないわけだから。

って俺、こんなん
キャラじゃねぇぞ。
今週の土曜は
銀時も俺も部活がなく、
いつものように二人で
過ごすことにした。

とは言っても
金曜の帰りに銀時に
「明日は1時に迎えに行くから
待っててね。」
と言われていた。


-----想い出作り


1時10分前

ピンポーン
とベルの音がした。

「はい…。
って銀時か。」

「何その反応。
銀さん傷つく…。」

約束より10分早いぞ。
どうしたんだ?
傷つくとか言いながら
俺に抱きついてきたぞ…。

「ねぇ。
デートしよ?」

「は?」

うん。
何驚いた顔してんだ?
驚くのは俺の方だぞ。

「俺、買い物したいし
十四郎とも一緒にいたい。
駄目?」

まったく。
嫌だと言っても
無理矢理連れて行くくせに。

でもまぁ、
俺も丁度買い物したかったし
銀時と一緒に
過ごしたかったからな。

「ちょっと待ってろ。」
と言ってから30分後。
俺達はとある
ショッピングセンターに
来ている。

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