V盤
□『逆転』
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『逆転』
「ちょっと!日和、返せよ!」
「やだねー!」
日和が俺の携帯を返してくれない…
ブログ書いてる途中だったのに
日和のやつ、女形で普段ふわふわしてるくせに意外と身長が高い。
「くっそ…返せ!」
「あはは☆」
届きそうなのに届かない…
何時も日和には遊ばれてばかりだ。
付き合い始めてもずっと!
昨日Hした時だって…
どうにかして日和をぎゃふんと言わせる事は出来ないかな?
「ったく…何なんだよ」
「あれ?まひろっく諦めたの?」
お、近付いて来た。
「今だっ!」
「ふぇ??」
ドサッ…
余裕たっぷりの日和に飛び付く。
「もー、何するんだよー」
「あ…」
うわっ、押し倒したみたいじゃん…
よし、“逆転”のチャンスだ。
「んっ…は、まひろっく…何す…はっ…」
「“逆転”だよ」
とりあえず口付けてみる。
日和のやつ、驚いてる(笑
「はぁ…んっ…」
さらに深く口付ける。
そういえば自分からキスをするのは初めてだったか
新鮮な感じがする
キスに夢中になっていると…