番外

□エイプリルフール
2ページ/2ページ

「おい テメェひっつきすぎだ」
「別によくね? どうせオレら離れてたらダメなんだし」
「チッ・・・・・・・」
「まぁ このせいで クラスの女子にかなり変な噂立てられてるからなぁ」
「なら やめろ」
「オレがこんなデブと付き合うわけないじゃん」
「こっちこそ テメェなんか優男と付き合うわけねぇだろ!クソ気持ち悪ィ!」
「ホントだよね 最近の女の子ってよく分かんないし
 ・・・・・てゆーか オレの嘘聞いてたの?!」
「玄関前に立ってたからな 丸聞こえだ ボケ」
「そんなに大きな声だしてるつもりじゃなかったんだけどなぁ」

















「う〜ん やっぱり姫さんには嘘はつけへんな」
「ダネ」
「まぁ もっと姫様と仲良くなってからの方がいいんじゃないんですかね」
「全くソノとおりだと思うね」
「翡翠〜、柘榴〜、琥珀〜、晶〜、こっちにきて手伝いなさ〜い!」
「あ 姫さんが呼んではる」
「行クとしますカ」
「そうですね」
「姫ちゃんが待ってるなら どこまでも行くさ」
「「「キモ」」」
「最近 皆ボクの扱い荒くないかい?」

そんな エイプリルフールの一日が過ぎた
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ