ドタバタな日常

□五日目〜ツッコミの嵐と犬の可愛さ〜
2ページ/7ページ







でっかいマヨネーズが歩いて入ってきた






は???






なんだコレ??







クラスみんなが騒然とする中、そのマヨネーズは俺の席の前に荷物を置く




え?何で、土方の席にマヨネーズ??





そう思っていたら、マヨネーズがゆっくりとこちらを振り向く




マヨネーズのキャップの下に顔が見える



その顔の正体は――




「早奈英、おはよ」




土方だった





「って…お前かァァァァァい!!!!!!!!!!!」




早速、ツッコミをせざるおえなくなった


「どした土方ァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!何があったァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?」


今日、一番のツッコミが炸裂する


「いや、あの…テンションがあがって…」


と、顔を赤くしてデレデレしながら言う


「ヤバイィィィィィィ!!!!!!!!!!なんか、可愛いィィィィィィ!!!!じゃなくて、照れんだったらするなァァァァァァァァァァ」


一瞬、何かが乗り移って変なこと言ったが、すぐ普通のツッコミをする


「か、かわいい!?////」


と、さらに顔を真っ赤にする


「そこは流せよォォォォォ!!!!」


再び息が切れ始めた俺


「早奈英、結局ツッコんじゃったね」


窓の方から声がしたので、見ると


よっと言いながら、神威が窓から入ってきた



「…………………どこから入ってきたんですか、アナタは」



無視しようか迷ったが、とりあえず冷静にツッコむ


「アレ…?つーか、いつから聞いてたの??」


神威の言葉を聞く限りだと、まるで今までの話を聞いていたような口振りだ


姿は、入ってくるまで見えなかったわけだから…


「え〜っとね…晋ちゃんの『よォ、早奈英』から」


「…ほとんど全部聞いてんじゃねぇかァァァァァァァァァァ」


冷静という名の壁崩壊


「なんなの、アンタら!?俺をツッコまさせる天才ですかコノヤロー!!!!」


「「うん」」


三人の声が揃う


「"うん"じゃねェェェェェ!!!!!!!!!!」


と、ツッコんだところでふと考える



今、高杉、土方、神威と来たから後、ヅラと沖田が来ていない



この流れだと、普段からボケ属性に入るあの二人は…―






確実にボケる=ツッコまなきゃいけない=疲れる×2






ってことになるよな











嫌だァァァァァァァァァァ


早く新八来てェェェェェ


俺の代わりにツッコめェェェェェ


ボケさせてェェェェェ


心の中で訴えていたら…


ガラリと男をたてて、沖田が入ってきた



次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ