侍VS妖

□第一回戦〜美男美女がたくさん〜
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落ちてきた…!?


はぁ?


「凛々蝶様、大丈夫ですか??」


白髪のイケメンが言う


「問題ない。大丈夫だ」


黒髪パッツンの女の子が答える


「渡狸…大丈夫?」


ピンクのフワフワした髪の女の子が首を傾げる


「大丈夫に決まってらぁ!!カルタこそ大丈夫かよ?」


金髪の悪ぶってる少年が心配をする


「へーき」


フワフワした子がへらっと答える


「何この展開!!メニアーック!」


眼鏡をかけた綺麗な女の人が叫ぶ


「そうたんそうたん。大丈夫?」


うさ耳をつけたスラリとした人が話しかける


「はい、私は大丈夫です」


さっきのイケメンが答える


「なんだコレ…」


黒髪の天パっぼい人が嘆く


「ハハハハなかなか痛いな!この床はS!」


ぎ…銀さん!?


声だけ銀さん!?


なんか、よく分からない仮面をした人が笑っている




……………………………




なんぞやコレ!?


ていうか…


「何この美男美女達…」


私が呟くと、メニアーックと叫んだ女の人がくるっとこちらを向き


「ん?制服に黒のニーハイ…そして美人。メニアーック!」


え…怖いんだけど


「つか、なんなんだお前ら。攘夷のまわしもんか?」


副長が言う


「いやどう考えても違うでしょう。バカか土方?お前はバカなのか土方〜」


沖田さんがいつものごとくからかう


「うぜェよお前。黙れよお前」


軽い言い合いをしたあとに


「…というか、君達は一体何者なのだ?」


さっきの黒髪パッツンの女の子が問う


さっきも思ったけど…


むっちゃかわええこの子!!


「は?それが聞きたいのはこっちなんだよ。いきなり、会議中に邪魔しやがって。打ち首になりたいのかガキ」


子供にも容赦ない副長


「ガ…ガキとはなんだ!」


ほら、怒っちゃった


「凛々蝶様、私に命令をしてください。あの者を殺れと」


白髪のイケメンがキラキラした笑顔で女の子に言う


オーラは黒いけどな


「い、いや…その……」


女の子が困惑している


「副長、女の子を苛めねぇでください。殺されたいんすか私に」


「なんでお前が俺を殺すんだよ!」


鋭いツッコミ


「可愛い女の子を苛めるなんて、鬼っすね!もっと優しくしないと」


「優しく?どこの誰かも分からないやつに優しくなんて出来るか」


う…副長の言うことは最もだ


「じゃあ、自己紹介してもらいましょうよ。なんでここに来たのかも含めて」




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