ドタバタな日常

□十一日目〜王様ゲームとかベタすぎてつまらない〜
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部屋に入っていくと、神楽や妙、九兵衛はもちろんのこと


土方と近藤、桂に山崎もいた


布団はたたまれてあって、畳に丸くなって座っていた


「チッ、やっと来たか。早く座れ」


煙草の代わりにポッ●ーをくわえた土方が機嫌悪そうに言う


「あ、ああ。悪い…」


なんで俺が悪いみたいになってんだ


少し不服に思いながらも神楽の横に座る


座る順序は、俺から右回りに


神楽、九兵衛、妙、桂、山崎、土方、近藤、沖田、神威、晋助、そして俺となっている


「…つーか、ゲームって強制参加か?」


俺は沖田に聞く


なんとなく流されて来たけど…俺は寝たい


寝かせてください


「強制参加に決まってまさァ」


当然だろィメス豚と付け加えられ睨んだことは置いといて


「ゲームって何すんの?UNO?トランプ?」



この企画を主催したっぽい沖田に聞く


その予想は案外当たってるみたいで、他のみんなも一斉に沖田を見る


つか、みんなも知らなかったのかよ


知らずにここにいるのかよ


とは思ったが、それはそれとして


「そんな定番なゲームなんかする訳ねェだろィ」


アホかみたいな目で見られ、さらにムカつく


「だったらなんなんだよ!さっさと言えや!!」


キレ気味で怒鳴る


いや、怒鳴るって時点で既にキレてるんだけれど


「それは………」


もったいぶる沖田


はよしろはよ!!







「王様ゲームでさァ」







ドヤ顔をする沖田


一瞬シン…となる


そして


























「いや、バッチリ定番じゃねェかァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


俺がそうシャウトするのも無理はない
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