ドタバタな日常
□九日目〜混浴風呂ってぶっちゃけリア充しかいない〜
1ページ/7ページ
ちょっと甘いカレーを食べ終えたクラス
「「ごちそーさまでした!」」
なんともアホっぽい挨拶で食事時間が終わる
立ち上がろうと机に手をつくと
「は〜いお前ら〜。まだ座っとけ〜」
銀八がそう言ったため席に着く
なにがあんだよ、マジで
「まだ何かあるアルか?早くするヨロシ」
神楽が言う
「あるある?ま、いいや。実はここ、団体別に風呂入る時間が決まっててな。それを教えなきゃならねぇんだ」
まぁ、そりゃ教えてもらわな困るわ
「んで、いつなんだ?」
俺が聞くと
「今から聞いてくるから、ここで待ってろ」
そう言うと同時にそそくさと食堂を出ていく銀八
今からかよ!
そういうことは、先に聞いとくのが常識だろ!
舐めてんのかマジで!!
…と心のなかでクレームを言うが、当の本人はいないし…
はぁ…なんなんだアイツ
マジで教師か
「ハァ…」
思わずため息をつく
すると、な斜め前にいたさっちゃんが話しかけてきた
「銀さ…じゃなかった。先生、貴女のためにずっとカレーを作っててくれたのよ?だから、お風呂の時間が聞きに行けなかったの」
ま、約束だしな
けど、そうか…
だったら、俺がふざけんなとか思っちゃダメだな
常識的に
「なるほどな。後で礼言っとかないと」
俺が言うと
「大丈夫よ!貴女の代わりに私が礼を言っといてあげるから!」
さっちゃんが、『テメェなんかに譲らねぇよ』ってオーラバンバンで叫ぶ
「お、おう…じゃあ頼むわ」
若干引き気味でお願いした
「おーい!オメーら!!さっさと準備しろー!あと、10分後から風呂だぞ〜〜!」
突然、銀八の声が響き渡る
他の団体がクスクス笑う
「マジでかッ!?早く準備するヨロシ!早奈英!アネゴ!九ちゃん!部屋戻るネ!」
銀八の言葉に真っ先に反応した神楽
そして、俺らにも声をかける
「おう、そうだな」
4人は、さっさと立ち上がって部屋に向かった
「ちょ・・・!まだ説明は・・・・!!!」
と、何か言いかけた銀八を無視して