ドタバタな日常

□四日目〜いきなり勉強合宿!?〜
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「え…と、じゃあ。改めて言ってくれ」


俺が、新八に言う


すると、はいと答えて新八がもう一度質問する


「まず、なんで僕らが勉強合宿なんかに行かないといけないんですか??」


すると、銀八は髪をいじりながら話しだす



「あまりにもお前らがババロアみたいな脳ミソで、あまりにもテストの点が悪いからよ。バカ校長が『今度の試験のクラスの平均点が60点以上いかなかったら、お前の給料は60%カットじゃ』って言いやがるからよ〜。それじゃ、困るってことで…次の試験までお前ら、勉強合宿するからな」



あまりの長台詞にクラスみんながポカンとする



「要するに、平均点が60点無かったら銀八の給料が60%カットだから勉強合宿するってことだろ??」


だいぶ、簡潔にまとめたことで、みんなは理解する


そして






「えェェェェェェェ!!!!!!!!」

「はァァァァァァァ!?!?!?!?」






と、反応が遅い反応を見せる


「うるっせェよテメェら」


眉をひそめる銀八


「何、勝手に決めてんですか!!」

新八がキレる


「だってよ〜とりあえず、勉強合宿すれば給料が50%カットまで下がるって言われたからよ後で。だから、勉強合宿するんだよ」


俺だってなァこんなめんどくさいことやりたかねェよ
と、付け加えて言う



「…なァ、合宿って俺も行かなきゃならねぇのか?」


俺が質問する


何故なら、俺は毎回70点以上は必ず取っているからだ


学年で見れば普通だが、クラスで見れば頭はいい方なのだ



「当たり前ェだろォが。一人くらい、頭がそこそこな奴がいねぇと教える奴がいねぇからな」


あ、要するに俺が勉強を教えると


そういうことか


「まァ、なら…別にいいけどよ」


なんやかんやで、楽しそうだしな


なんて思っていたら


「早奈英が来るなら、合宿するアル!!」


と、元気に言った神楽


「そうね…早奈英ちゃんが来るなら安心だし」


と、妙


「分かりやすいしな、早奈英の説明」


うんうんと頷く九兵衛


「確かに、楽しそうですねィ」


何故か、S笑いを浮かべる沖田


「まぁ、どうせ暇だしな」


土方が言う


「ウン!早奈英が勉強教えてくれるなら、頑張ってみようかなって思ったヨ」


と、神威もニコニコ笑顔を浮かべる


それに、乗ってクラスみんなが
やろうやろう!なんか楽しそう!!と、やる気を出し始めた



なんでか、みんなは俺が行くと言ったら行くと言ってくれた


銀八が、フッと笑ったのを見ると銀八は最初からこれを狙っていたようだ


「よ〜し!つーことでお前ら!!明日から、全員やる気を出して勉強に取り組めよ!!」



最後の最後に士気をあげる銀八



「おーーーーーッ!!!!!!」




みんなで、口を揃えて言った



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