侍VS妖

□第一回戦〜美男美女がたくさん〜
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「あ、まりや。おはようございまさァ」


日が昇り始めた頃、廊下ですれ違った一番隊隊長―沖田総悟に挨拶される


「沖田さんおはようございま〜す。会議遅刻しないように」


沖田さんはよく会議に遅れるから一応注意しとく


「…チッ。しゃーねェですねィ。まりやが言うんなら行くしかねェじゃねぇか」


「サボるつもりだったのかよ」


じゃと言って部屋に戻っていく沖田さんを目で見送り、会議室に向かった







私は、早めに会議室に行って会議の準備をしとくのが日課だ


誰にも頼まれてないのだが、暇だからやっている


そして、会議の時間になり隊長達が集まってきた


沖田さんもちゃんと来た


後は、局長と副長だけだ


先に来たのは副長


「おはようございます!」


隊長たちが挨拶する


「副長、おはようございます」


「あ、土方じゃねぇか」


「呼び捨てにすんな…!おはよう」


席に着く


「あ、今日は近藤さん来ないから」


副長が言う


「え?なんでっすか?」


私が聞くと


「ま、まぁ諸事情だ」


咳払いをしながら言う


この白々しさ


間違いない


局長はストーカーをしていてお妙さんに殴られて顔が腫れてるから来れないんだ


絶対そうだ


「じゃあ、会議を始める」


会議を始めようと姿勢を整えると…


みんなの中心―丁度机が無い所に人が落ちてきた
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