ドタバタな日常

□七日目〜勉強合宿の班〜
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マジ銀八死ねよ!アイツ絶対許さねぇ!!!



「広間Aというか....広間エビですね」


執事っぽい人が言う



「あ、そうなのか。広間エビだったのか、そうかそうか。って、ハァァァァァ???」



ついいつものノリでツッコんでしまう


「広間エビ!?エビなのか!?ここ山なのにエビなのか!?」


この言葉にさらに爆笑するみんな


「ハァ〜おもしれぇ」


と大爆笑


「はい。そうらしいです。多分、そこだと思いますよ?」


執事っぽい人が冷静に答えてくれる


「あ、ありがとう。場所はどのへんだ?」


名前はぶっちゃけどうでもいいんだ


俺が聞きたいのは場所だからな


「この廊下をまっすぐ行って、二つ目を右に曲がりさらにすぐに左にまがるとあります」



て、丁寧だ


「ありがとう、助かった」


じゃと言って、3人と一緒に走って広間エビに向かった















「へぇ〜花咲早奈英も、ここにいるのか」


執事みたいな人が、周りに聞こえないくらいボソッと呟く


そして、ニヤリと怪しい笑みを浮かべる



「お〜い、稜介!!行くぞ!!!」


「あ、はい」


その時には、もういつもの笑顔に戻っていた

















ガラっとドアを開ける


「あ〜やっと着いた」


中に入ると、そこには銀八しかいなかった


「あれ?みんなは??」


俺が聞くと


「大方迷ってるんだろ?お前らが一番だ。よく辿りついたな」


煙草を吹かしながら壁にもたれかかっている銀八


「まぁな。色々あったけど。ていうか、だったら放送すればいいだろさっきみたいに」


俺が言うと


「出入り禁止になった」


「アホか」


俺は銀八に近づいて



胸倉をつかむ


「お前...。お前の説明があやふやだったせいで、俺がどんだけ恥かいたと思ってんだァァァァァァァ!!!!!!」


怒鳴る


「え?よく分かんないけど悪かったわ」


「許してほしかったら、今晩のご飯カレーにしろォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」


「いやソレェェェェェ!?要求するとこソレェェェェェ!?別にいいけど」


「よっしゃァァァァじゃあ、許す〜」




全員が揃うのに、結局これから10分かかるのでした




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