バイオハザード短編更新

□胸に宿る小さな幸せ
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「でね、ベクターがどこにでもいけばいいとか言うの!酷いでしょ?もう意味わかんない!」



私の部屋で酔っ払いながら愚痴っている名無しさんはどうやらまたベクターとケンカしたようだ。



ベクターと名無しさんは付き合っている。
二人の仲をよく知っているのは私くらいなのだろうか?
こうやって毎回ケンカをしては私のところにきて、酒を飲みながら愚痴ってくるのだ。





「はぁ……。いい加減に酒を飲むのはやめたらどうだ?」



「いや!」



「……………。」


こうなると、手をつけられなくなる。
ハンクは名無しさんが寝につくまで仕方なく酒に付き合うことにした。
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