バイオハザード短編更新

□キスしてもいい?
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ベクターと名無しさんが付き合って2ヶ月が経とうとしていた。
しかし、二人には何の進展もなかった。



ベクターは自分が積極的に行動できないことに腹をたてていた。




「ベクター。何イライラしてんだ?」




休憩室にいたベクターは急に入ってきたスペクターに話しかけられた。




「何でもねぇよ。」



「…………。さては、お前、名無しさんとうまくいってないだろ!」



スペクターはゲラゲラ笑いながら、ベクターの横に座った。



「そんなんじゃねぇよ!」



「じゃあ、なんだよ。」



「…………。その、2ヶ月も付き合ってるのになかなか先に進まないからさ………。俺的にはもう先にいっていいかなぁって思うんだが………。」



スペクターは、恥ずかしそうに喋るベクターを初めて見て、相当名無しさんに惚れ込んでいることを悟った。




「お前、いい年して、意外にチキンだな…」




「うるせぇ!自分でもわかってるんだよ!」


とまた、キレはじめてしまった。
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