バイオハザード短編更新
□一緒に帰ろう
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今ベクターと名無しさんは任務で廃墟を訪れている。
数時間前〜
ハンク「ベクター、名無しさん、突然ですまないが今から任務にいってもらう。詳しいことはヘリの中で話す、急いで支度をしろ。」
急な任務はよくあることだ。
しかし、ベクターと名無しさんが一緒に任務に参加することは初めてだった。
名無しさんは少し緊張しながら支度をした。
ハンクによると、
廃墟の地下にはサンプルがあるという噂があるらしい。
それを確認しだい回収するのが今回の任務だ。
廃墟の中は複雑な道ばかりで、やっとのことで目的地へたどり着いた
「ここか、俺が先にいく。お前は後からこい。」
ドアを蹴飛ばし中にはいったが、特に変わった様子はない。
「何もないね。とりあえず、周りを探してみよ。」
ベクターと分かれ、部屋の中をくまなく捜索した。
しかし、これといったものは見つからない。
「ないなぁ。ベクターどう?」
「こっちも見つからん。本部へ報告するか?」
二人が諦めかけていたとき、ふと段ボールの隣に小さなアタッシュケースがおいてあるのを見つけた。
開けてみると、中にはサンプルが入っていた。
「あった!ベクター見つけたよ。」
サンプルをベクターにみせていた。すると、物陰からケルベロスが名無しさんめがけて襲ってきた。
とっさにかわし、感染は免れた。しかし、足に傷を負ってしまった。
「痛っ!」
足からは血がたえず流れていた。