バイオハザード短編更新
□
少しの優しさ
1ページ/6ページ
いつも偵察兵としてU.S.Sで働いている名無しさんは
久しぶりの休日で、部屋でのんびりと雑誌を読んでいた。
「このワンピースかわいい。ふわふわしてていいなぁ。ほしいけど似合うかな…。」
自分がそのワンピースを来ているのを想像しながら
雑誌のそばに置いてあるお菓子に手を伸ばした
そのとき
「お前がワンピースかよ。ふっ、冗談よせよ。」
「うわぁぁぁ!!ベクター!なんでいるの!てか、いつの間に部屋に入ってんの!」
何故かベクターが名無しさんの部屋にいて、近くにあった椅子に座って、缶ジュースを飲んでいた。
「てかちょっと!それ私のジュースなんだけど。」
「つべこべ言うな。待たされた代償だ。安いもんだろ?」
と、一気にジュースを飲んだ。
「待たされた?何かしたの?」
「マスターからお前にって資料渡されたから届けにきたのに、何回もノックしたのにお前はでないし。」
「えっ、そうなの?ごめんね。雑誌に夢中になってた。」
申し訳ないと思いながらベクターから資料を受け取った。