バイオハザード短編更新
□無防備に眠る君をみていた
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名無しさんの部屋に来るのは何度来ても緊張する。
ベクターは一度深呼吸をし、ノックした。
コンコンコン
…………………。
コンコンコン
…………………。
「はぁ、またか、名無しさんも相変わらずだな。」
名無しさんは明日の任務の為にトレーニングしていたから、絶対にいるはずだと
確認の為もう一度ノックした。
………………。
やはり、でてくる様子がないので勝手に入ることにした。
ドアノブをひねるといとも簡単に開いた。
用心のなさに呆れながら中に入っていくと
布団の中で気持ち良さそうに寝ている名無しさんを発見した。