イナイレ・イナゴ腐小説

□天京 しりとり
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今日はいつもツンな京介を
デレッとさせるために
秘策を考えたんだ!
これで京介のデレ顔みれるかなぁ♪









ある部活休みの日〜放課後〜


「京介ー!」

俺は手を振りながら相手の名前を呼ぶ。
勿論京介だけだけど☆

「…?…松風…。」

帰ろうとしていた京介は振り返り面倒くさそうに俺の名を言う

可愛いなぁ京介…って、
キュンキュンしてる場合じゃなくて…

「一緒に帰ろっ!」

俺は隣に来て帰ろうと誘うと、
京介は一瞬ウザそうな顔をするけど

「好きにしろ…。」

こういうことは把握済み☆
京介は俺が諦めない(しつこい)ってこと分かってるから♪

しばらく歩けば俺が小さい頃、
よくサッカーの練習をしていた公園の前を通った。

ここで作戦1二人きりになる。
何でかというと、まぁ、他の人がいると
俺的にも邪魔だからね☆

「京介ー、ちょっと寄ってこー?」

俺は公園に寄っていこうと誘う

「公園…?」

「俺が小さい頃よく遊んだ場所なんだ!ね、いいでしょ?」

キラキラと目を輝かせながら言うと

「ちょっとだけだぞ…。」

「やったぁ!」

京介はこの目に弱いことは知ってるんだよ?
京介は騙されやすいなぁ…♪

公園へと入ればベンチに座り

「懐かしいなぁ♪よくここでサッカーの練習したんだぁ♪
そうだ、京介は子供の頃何してたの?」

「俺は兄さんとサッカーしてた…。」

「お兄さんと?お兄さん強いの?」

「あぁ。俺の憧れだった」

「そっかぁ…いいなぁお兄さんがいて。」

「兄弟いないのか…?」

「うん、俺一人っ子なんだ。」

「ふーん。」

「だから一人で遊ぶほうが
多かったなぁ」

「…。」

「あ、そうだ京介、しりとりしよっ!」

「しりとり…?」

「うんっ!ね、やろ?」

「……。」
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