イナイレ・イナゴ腐小説
□天京 しりとり
1ページ/3ページ
今日はいつもツンな京介を
デレッとさせるために
秘策を考えたんだ!
これで京介のデレ顔みれるかなぁ♪
ある部活休みの日〜放課後〜
「京介ー!」
俺は手を振りながら相手の名前を呼ぶ。
勿論京介だけだけど☆
「…?…松風…。」
帰ろうとしていた京介は振り返り面倒くさそうに俺の名を言う
可愛いなぁ京介…って、
キュンキュンしてる場合じゃなくて…
「一緒に帰ろっ!」
俺は隣に来て帰ろうと誘うと、
京介は一瞬ウザそうな顔をするけど
「好きにしろ…。」
こういうことは把握済み☆
京介は俺が諦めない(しつこい)ってこと分かってるから♪
しばらく歩けば俺が小さい頃、
よくサッカーの練習をしていた公園の前を通った。
ここで作戦1二人きりになる。
何でかというと、まぁ、他の人がいると
俺的にも邪魔だからね☆
「京介ー、ちょっと寄ってこー?」
俺は公園に寄っていこうと誘う
「公園…?」
「俺が小さい頃よく遊んだ場所なんだ!ね、いいでしょ?」
キラキラと目を輝かせながら言うと
「ちょっとだけだぞ…。」
「やったぁ!」
京介はこの目に弱いことは知ってるんだよ?
京介は騙されやすいなぁ…♪
公園へと入ればベンチに座り
「懐かしいなぁ♪よくここでサッカーの練習したんだぁ♪
そうだ、京介は子供の頃何してたの?」
「俺は兄さんとサッカーしてた…。」
「お兄さんと?お兄さん強いの?」
「あぁ。俺の憧れだった」
「そっかぁ…いいなぁお兄さんがいて。」
「兄弟いないのか…?」
「うん、俺一人っ子なんだ。」
「ふーん。」
「だから一人で遊ぶほうが
多かったなぁ」
「…。」
「あ、そうだ京介、しりとりしよっ!」
「しりとり…?」
「うんっ!ね、やろ?」
「……。」