青の言葉(12)

□続・睡眠伝説
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きみがセットした
携帯のアラームで
僕は目を覚まし
きみを起こしたけど
きみは人差し指を口に当て『しーっ!』と
子供をあやすみたいに
僕に言ったから
布団をいつも通り
掛け直してあげて
僕も寝ました

あなたはそのまま
ヘッドスライディングをした
野球選手みたいな格好で
しばらく寝てたみたいです

僕には何もかもが
初めての経験でしたが
きみならありあるかも…と一人納得して
二度寝を楽しみました。

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